有害生物の種類がわかり、その習性を知っておけば、予防や駆除ができる場合もあります。
ただし、毒を持つ生物の駆除や高所などの危険作業を行う場合には無理をせず、弊社までご相談ください。
多くの病原体の宿主で、ヒトへの感染が心配されます。
食品だけでなく、壁や家具・電線などもかじるため災害につながり経済的被害を及ぼす場合もあります。
又、夜間騒いだり、糞や食品への混入などの精神的被害も考えられます。
クマネズミ | 体長20cm程 ドブネズミよりひと回り小さく、警戒心が強く臆病なため人前に姿を現すことはあまりありません。 垂直的な行動が多く、天井裏に生息していることが多いため天井裏に糞がある場合、クマネズミである可能性が高いです。 |
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ドブネズミ | 体長25cm程 家ネズミの中で最大で、性格が荒く凶暴で人を噛む場合もあるので注意が必要。平面的な行動が多く、床下・下水・土中や外周の植え込み等に生息していますが、まれに登りやすい壁中を利用し天井裏に生息する場合があります。 |
ハツカネズミ | 体長10cm程 小型なネズミで、性格が穏やかで人前に平気で姿を現すことがあります。わずかな隙間から侵入し屋内や倉庫に生息してい ます。半野生的に生活しており、田畑にもよく出没します。 |
餌となる食べ物を与えない
屋内でだけでなく屋外の食品やゴミの片付け。ペットの餌なども注意しましょう。
侵入させない
侵入経路になりそうな穴や隙間を塞ぎましょう。
隠れ場所を作らない。作らせない。
ビルや家の壁沿いに物はおかない。紙などを噛み砕いて巣を作るので不要なゴミを置かないようにしましょう。
不潔で病原菌などを運んでくるので、衛生的な問題があり、食品をかじったり電気器具をショートさせるなどのトラブルの原因になります。
又、不潔感があり糞や食品への混入などの精神的被害も考えられます。
クロゴキブリ | 体長3~4cm 光沢のある黒褐色で大型種。主にガスコンロや流しの下、冷蔵庫の裏などに生息しています。屋外にも生息し、照明に飛来して屋内に侵入します。 好条件であれば、屋内で多数繁殖します。 |
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チャバネゴキブリ | 体長1~1.5cm 黄褐色で小型種。寒さに弱いが乾燥に強い。暖かい場所を好み、冷蔵庫の裏や食器棚内などに生息しています。半年の間に何回も産卵するため繁殖力が強く、完全な屋内生息種です。 |
ワモンゴキブリ | 体長3~4.5cm 光沢のある茶褐色で屋内性の中では最大種。前胸背に黄色の輪紋が特徴です。水周りや多湿な場所を好み、排水口や下水道のマンホールの中、ゴミ処分場などに生息しています。 |
1. 餌となる食べ物を与えない
わずかな食品のクズなどが餌となるので、毎日清掃をして生ゴミなども長期的に放置せず清潔な環境を保ちましょう。
2. 侵入させない
侵入経路になりそうな穴や隙間を塞ぎましょう。排水口にトラップを設置しましょう。
3. 隠れ場所の隙間を塞ぐ。
日中は狭い隙間にひそみ、主に夜間に活動します。流し台の隙間などをアルミテープなどで塞ぎましょう。
日本におよそ250種ほど生息しており、大部分は雑食性ですが種類によって食性が多少異なります。基本的には野外で生活していますが、餌を求めて僅かな隙間から屋内へ進入してきます。
大量に発生したりし不快感をあたえ、食品への混入などの精神的被害が考えられます。又、噛まれたり、刺されたりする場合もあります。
イエヒメアリ | 働きアリの体長:2~2.5mm程度 全体的に淡黄色で腹部のみ黒色をした小型のアリです。巣内に多数の女王アリがいるため繁殖力が強く、雑食性のためあらゆる食品に群がってきます。寒さに弱く、建物の割れ目や隙間などに営巣します。 |
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アシジロヒラフシアリ | 働きアリの体長:体長2.5 mm 体色は黒から黒褐色の小型のアリです。比較的乾燥した草地や林縁に生息し、切株や枯れ枝等に営巣します。たびたび個体数が数百万に達する多巣性のコロニーを形成します。 |
1. 餌となる食べ物を与えない
わずかな食品のクズなどが餌となるので、清潔な環境を保ちましょう。
2. 侵入させない・巣作りをさせない。
植木鉢や植木を家の近くに置いたり、植えすぎたりしない。
家周辺の土をよく耕したり、家屋を構成している木材や周辺の木材を腐らせないようにし、侵入してくる隙間などは塞ぎましょう。
種類により多様な生態をし、実際に刺すハチは少ないがスズメバチなど毒性が強く攻撃性が高いものは非常に危険です。
キイロスズメバチ | 働きバチの体長:18~25mm 日本に生息するスズメバチで最も小型。攻撃性が強く、スズメバチの刺傷例で最も多い。軒下や樹木の枝に営巣し、直径1メートル程の大きな巣を作ることもあります。 |
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オオスズメバチ | 働きバチの体長:27~38mm スズメバチの中で最大級の大型。日本に生息するハチの中で最も強力な毒をもち、攻撃性も非常に高い。木の根元や土中に営巣します。 |
アシナガバチ | スズメバチによく似た生態で、性質はスズメバチに比べればお となしく、むやみに巣を刺激しなければまず襲ってはこない。毒はスズメバチに比べれば弱いが、洗濯物などに紛れてさされてしまうこともあるので注意が必要です。 |
むやみに近づかず刺激しないようにしましょう。
巣を発見した場合、駆除や巣の撤去には危険が伴いますので専門業者に依頼しましょう。もし刺された場合には、傷口をつまんだりし毒液を体内から外に出し流水ですすぎましょう。この際、間違っても口で毒液を吸い出さないようにしましょう。(口から毒が染み込む可能性があるため)
又、一度刺されたことのある方は、アナフィラキシーショックを起こす可能性があるので特に注意が必要です。
応急処置をしたあとは、速やかに近くの病院で医師の診察を受けましょう。